製作環境

4代目のMacを買ったとき、「先代の速さに別段不満はなかったのですが、一体あれは何だったんだろうというぐらい速い…これで作業効率が上がらなかったらバカですね→結局バカだということが証明されたのは、実に有意義なことです」と感想を述べたのですが、あれから約6年、Bogy５代目となるiMacをついに買ってしまい、初めて起動したとき、相変わらず「この速さはいったいなんだ!」と感じてしまう私は、おそらくこの6年間全く進歩していなかったのでしょう。電源を入れてから起動するまでですら、いったいこの速さは何なんだとうなってしまいました。それにもまして驚いたのは、PCが静かなこと。デスクトップPCをファンなしで冷却するという離れ業もすごいですが、その成果がこの静けさかと、技術の進歩をこんなところで実感してしまいます。なんせ今まで全く気にも留めなかった外付けHDDの音がこんなに大きかったなんて、信じられない思いです。
初めてパソコンなるものを自分の持ち物にしてから、今年で10年になります。その間5台のMacとつきあってきましたが、最初のLC3からこのiMacまで、どれも愛着あるものばかりです。彼らと最も長い間作業をともにしたのが、このサイト作りでした。
別にたいしたことをしている訳じゃない。使っている技術といえばせいぜいhtmlと一部のCSSぐらいで、わざわざ彼らを使わなくても、そこらの中古パソコンで十分作れるものばかりです。
でも、やっぱり、彼らの前に座る一瞬は特別なものがあります。たとえ時代遅れの内容でも、自分自身で何かを作り出そうとあれこれ考えることができる時間は、私に取ってかけがえのないものです。そういうときに私の道具となってくれた/なってくれる彼らは、私にとってよき相方です。代は重ねてもbogyはbogy。さすがに音声ナビゲーターまではついていないけど、私の頼りない操作にも負けず、きちんと私をサポートしてくれます。
これからも、どうぞよろしく。

私がサイトを開こうと思い立ったのが97年の1月、そもそもインターネットとは何ぞや、というところから始めて、ようやくその年の12月にこのサイトを開くところまで漕ぎ着けました。
それからも個人的な事情などで、なかなか「試運転」から抜け出すことができませんでしたが、一つの区切りを迎えることができ、98年8月から本格運用を開始いたしました。この間、様々な形でご協力頂いた皆さん、感想や的確な批評を頂いた皆さん、そしてこのページにお越しいただいた全ての皆さんに、厚くお礼申し上げます。
それにしても、サイトを「作る」こと自体はそれほど難しいことではありませんが、それを「自分の表現手段にする」ことが何と難しいことか。
機種(とOS)更新にあわせてメインのソフトも変更したのですが、これがまた曲者でして、慣れるまでには相当時間がかかりそうです。なんで同じhtml文書を読み込むのに、ソフトによってタグの解釈が変わるんだろう、謎だ。
で、いつの間にやらDoctype宣言なんてのが必須になっていたりして、これの対応もやらないといけない。構文はたいがい問題ない(嘘)のですが、ボタン画像にことごとくalt属性を設定していないので、片っ端から変更しないと…なんてやってるうちに、今度はスタイルシートのご時世だそうな。え、cssファイルって一体何? このタグで確かに書式を設定しているのに、どうしてその通り表示してくれないの?..........
まぁ、それもご愛敬というか、そうしたトラブルを楽しむぐらいでないとサイト作りを楽しめない、と勝手に考えています。というわけで、レイアウトその他何かと不具合があるとは思いますが、大目に見てやってください。

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