アストロゲーター・ラウンド・バーニアン「ウグ」
ARV-A "WUG"

(メカニカルデザイン / 大河原邦男)

[主要諸元] 地球軍識別コード:ARV-A 名称:「ウグ(WUG)」 全高:14.1ｍ 全備質量:60.2t(宇宙) / 30.6t(地上) 動力機:熱核炉(詳細不明) 固有兵装:左腕ビームガン 乗員:1-2名

[機種紹介] ククト軍の主力ARV。宇宙・地上の両方で運用可能。クレアド星制圧時には、脱着可能な滑空翼による大空挺作戦を敢行し、大きな戦果を上げた。 ククト軍が全面攻勢をかけた際の主力兵器であったため、作品中でもたびたび登場している。なお、主力兵器であるゆえ、多数の派生型がある。 作品中では1話から登場。

[ほうがんのこだわり] いわゆる敵メカの中でもっとも数多く登場したARVとして、ウグは私たちに、そしてもちろん子供達にもおなじみのメカになっています。このメカが大活躍する1話でのクレアド星地球軍基地への強襲空挺作戦は、戦争とはこんなものだ! という迫力にあふれていました。滑空を続けた後、翼を外して地上に降下する様子は、まさに「侵攻者」というイメージがぴったりの名場面でした。 また、その直前に繰り広げられる宇宙空間での戦闘も、忘れられない場面です。ウグの赤い眼がビーン! という効果音とともに鈍く輝く描写は、戦闘中の「絶体絶命」を示す一種の象徴として、その後の場面でたびたび用いられることになります。