バーツ・「ホウレンソウ」・ライアン

(声/竹村拓)

[個人データ] 氏名: バーツ・ライアン(Barts Lyan) 性別・血液型: 男・B型 生年月日: 2045年9月26日生まれ 14歳 生誕地: 地球(ドイツ) 趣味・特技: 車の運転(ドラッグレース) 家族: 父、義母ミレーヌ(生母は他界)、姉 [通常の紹介] 見た目はツッパリ少年だが、とても素直な心を持つ。行動派でありながらもやや大人びたところがあり、一歩下がったところから物事を考えることができる。相手を引き立たせることも自然に行うことができる。その一方でいたずらっ気も旺盛で、ムードメーカー的な役割もこなす。頼りになる兄貴分といった存在。 コンピューターはからっきしだが、車の運転をはじめとするメカの扱いは相当の腕前。作品中では、主にネオファムに搭乗。 子供の頃母親を亡くしたが、新しい義母に冷たく当たったことが心の傷になっている。物語後半では、マキに対して淡い感情を持つようになる。

[主なエピソード] ディルファムに乗って初登場。(4) ロディを誘ってケイトの水浴びを覗く。(6) ケンツらの高ゲタ作りを見守る。(8) ジワイメルウ行きを決意。囮となってトレーラーで敵機に突っ込む。(10) 宇宙での初の実戦で被弾。(13) おちびさんたちのいたずらを上手くとりなす。(18) 敵の中継ステーション破壊作戦を立案。(20) ロディとエロ本鑑賞会を開催。探しにやってきたスコットを罠にはめる。(21) ローデンに銃を向ける。(22) ロディとビールを酌み交わす。(25) ルチーナの母のメッセージを読んであげる。(29) 兄思いのフレッドの辛さをロディに伝える。(30) はぐれていたロディたちを最初に見つける。(32) またもロディに酒をすすめる。(33) マキに自分の家族の話を打ち明ける。(34) エロ本事件その2で悩むクレアとスコットの仲をとりなそうと活躍する。(39) ルチーナの誕生パーティー挨拶に喜ぶマルロをちゃかす。(45)

[勝手な紹介] バイファムの子供たちの中でもっとも頼れる男、それがバーツでしょう。誰とでも十二分に張り合えるだけの実力を持ちながらも、常に一歩引くことを心得ているところが、バーツの最大の持ち味なのです。あのスコットが何とかキャプテン役をこなせたのも、(スコットの気づかないところで)彼が上手く立ち回り、とりなした部分によるところが大きいはずです。もちろん、いざというときは彼の実力を十分に発揮してくれます。 そして、彼には本当の意味でのユーモアのセンスがあります。人をばか笑いさせるのではなく、ちょっと楽しませてあげる。そして時にはちょっぴり毒を利かしてあげる。あれだけの振舞いは、よほどの傷を心に負い、それを乗り越えていないとできないものです。真のユーモアは心の傷をなめるところから、まず始まるのですから。この歳でそこまでこなせるバーツという少年。こんないい奴、本当にいたらさぞかし人気が出るでしょうね。