ロディ・「リンゴ」・シャッフル

(声/難波克弘)

[個人データ] 氏名: ロディ・シャッフル(Roddy Shuffle) 性別・血液型: 男・O型 生年月日: 2044年8月11日生まれ・14歳 生誕地: ベルウィック星 趣味・特技: スポーツ全般 家族: 父、母、弟(フレッド) [通常の紹介] 本作品における、実質的な主人公。スポーツ好きの行動派で、典型的なネアカ人間。喜怒哀楽が激しく、時として周囲と対立することもあるが、さっぱりした性格のため、またすぐに打ち解けることができる。 作中ではメインメカであるRVバイファムを操縦、多数の敵を撃破したエース。 多感な少年として、最初はケイトに淡い思いを抱くが、彼女は目の前で死亡(その後救出されたことになるが)。後半はカチュアに好意を持ったようだが、それがどの程度のものだったかは不明。

[主なエピソード] 初登場。(1) ケイトの胸元を見つめ、夜には水浴びを覗く。(6) 迷子のルチーナを助け、ケイトにほめられる。(7) バーツと対立。スコットと2人で敵機を撃墜。(10) ケイトと初めてのキス。(15) ケイト死す。(16) カチュアに暴言を吐く。その後絶体絶命のピンチに陥るが、助けてくれたのはカチュアだった。(17) シャワーシーン。エロ本に目覚める。(21) タウト星の監獄でジェダに出逢う。(28) タウト星でミューラァを目撃。(29) フレッドと兄弟げんか。(30) けがをした指をカチュアに手当てしてもらう。(31) 川に落ちたククトニアンの子供を助ける。(36) ミューラァの人質となったカチュアを助ける。(41) ミューラァと最後の対決。(44) カチュアに地球行きを勧める。(44-45) 別れ別れになるカチュアたちのために紙飛行機を贈ることを思いつく。(46)

[勝手な紹介] ちょっと背伸びをしたいんだけど、その前にありのままの自分が素直に出てしまう。ロディとはそんな少年だったように思います。彼がバイファムという物語の牽引車であったからこそ、この作品はあんなに爽やかだったのかも知れません。これほどヒーローらしくないヒーローは珍しいと、放映中は評されましたが、それゆえこの作品は、アニメファン以上に普通の子供たちからも愛されていたのです。 前半、いつの間にかケイトという女性に(そうとは知らずに)思いを寄せてゆく彼の姿が、とても興味深い。彼女との出逢いと強烈な別れ(何せ自分の目の前で死んでしまうのです)を経験しながら、次第に大人への階段を上り始める様子が、見ていてとても気持ちがいいのです。そうそう、無二の悪友・バーツにいろいろと「楽しいこと」を仕込まれていく様も、何だかふた昔ほど前の中学生を見るようで楽しいですね。 もし、本当に彼のような友達がいたら、そのバイタリティにこっちがくたびれてしまうかもしれない。実際、とてもつきあってはいられない場面も多いかも知れません。でも、いつも明るく、前向きなロディの姿は、本当に「ステキ」なのです。それにしても、カチュアのことを、本当はどう思っていたのかな。