シャロン・「ショウガ」・パブリン

(声/原えりこ)

[個人データ] 氏名: シャロン・パブリン(Shalon Publin) 性別・血液型: 女・B型 生年月日: 2047年9月10日生まれ 11歳 生誕地: クレアド星 趣味・特技: ジャンク工作 家族: 母(スペースダンサー)・戸籍上の父はいない [通常の紹介] 好奇心旺盛のいたずら好きな女の子。考えるよりもまず行動が先立つタイプ。自分が面倒だと思うことはあまりしようとせず、やや協調性にかける面もあるが、開けっぴろげな性格が幸いして、それほど周囲と衝突することはない。 手先が器用なため、ジェイナスのこまごまと下工作は彼女の手によるものが多い。作中ではブリッジのモニター補佐や砲手を担当するが、むしろエンターテイナーとしての役割も大きかった。 後半に入って、年下のケンツをかわいがるようになる。ペンチとはいくつかのエピソードを経て良き悪戯友達になった。

[主なエピソード] 初登場。マキとケンツの喧嘩をあおる。(2) 高ゲタの製作に協力。(8) 高ゲタをつけたディルファムで出撃。(9) ペンチとパンツ論争。初めて砲座に座る。(13) ペンチの詩をからかう。(14) シャロンが異星人であることを触れ回る。(15) カチュアのことで悩むケンツを慰める。(16) ケイトの形見のバンダナを見つける。(17) ウェアパペットをケンツ用に改造。レッドベアのマークをクリーンアップ。(18) エクストラ力線の第1発見者。(20) ペンチと一緒にケンツのシャワーを覗く。スコットの弱みを握る。(21) 母親のことを話す。(27) イチゴのパンツをジェイナスの目印にした。(32) ケンツの靴を直してやる。(33) ガイたちに捕まったケンツを助けようと奮闘。(35) ガイたちに見せるバイファムのお芝居で活躍。「男の友情」でマキと珍問答。(36) おちびさんを慰めようと芸を披露。(43) 見つかったエロ本を持ち出す。(44) 母親と話す予行練習をする。(46)

[勝手な紹介] 本当はとても繊細な心の持ち主なんだけど、それを出すのはしゃくにさわるから、普段は底抜けに明るく生きている。シャロンはそんな女の子なんだと思います、きっと。…なんてことを本人に話すと「オマエ、バカなんじゃネーの!」なんて(年上の私にも)言ってくれそうなのが、面白いのです。行動力(というか自分の好きな物・楽しいものに対する執着心)が抜群なだけに、次に何をしでかしてくれるか見当もつかない。だけど、私同様ジェイナスの子供たちも、彼女が何をするのかけっこう楽しみにしていたんじゃないでしょうか。 どんな状況であろうとも常にエンターテイナーであろうとする彼女の姿勢には、本当に頭が下がります。クレアがおちびさんたちの世話をできたのも、シャロンのあの演技のおかげかもしれません。だからこそ、最終話で「おふくろの声聞いたら、泣いちまうんだろうな」と言いつつ練習に励む彼女の姿が、印象的なのです。 砲座に迫ってくるARVを見て「撃てねーよ!!」と叫ぶのも、ケイトの最期の声を聞く姿も、カチュアたちの船が遠ざかるのを「くそったれ!」と見送るのも、みんなシャロンなりの素直な感情表現だからこそ、自然に受け入れることができるのです。「ショウガ」のシャロン、いい例えだと思います。