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(メカニカルデザイン / 大河原邦男)
| [主要諸元] 形式コード:FAM-RV-5(宇宙用)/L5(地上用) 名称:「バイファム(NEOFAM)」 全高:17.3ｍ(頭頂部) 全備質量:28.5t/29.6t(自重:19.9t/21.2t) 動力機:シュペーレ系 01 A300型 移動用エンジン:2基 姿勢制御用エンジン:10基 微調整用ロケット:6基 固有兵装:なし 乗員:1名 |
[機種紹介] 地球連邦軍が初めて制式化したRV。ラウンド・バーニアによる高機動力、RVシリーズの特徴であるポッド・システムの採用など、斬新なアイデアが盛り込まれた。宇宙用と地上用の2種類があり、両機種は機体の一部を交換するだけで換装可能。固有兵装はないが、通常はビームガンを装備。 作品中ではほとんどバーツが搭乗(機体番号なし)。ロディの名ウィングマンとして、多くの戦果を上げた。 |
| [ほうがんのこだわり] バーツといえば「赤い」ネオファム。ネオファムの赤いボディは、バーツの燃える想いそのもののようにも感じられました。実際の軍隊ならあんなカラーリングは絶対にありえないのですが、敢えて「赤」を採用したスタッフの思いが、そこからかいま見えてくるようです。 特に宇宙空間における性能ではバイファムに劣るため、ディルファムがバイファムの補佐(=ウィングマン)としての役割が多くなってしまうのはやむを得ないでしょう。そして、その役割を担える人物は、バイファムの物語の中ではバーツしかいません。他のRVには様々な人物が乗り込んでいますが、ディルファムが事実上「バーツ専用」となったのは、こうした背景があるのでしょう。 それにしても1・2話でのやられぶりは哀れを誘いました。胴体を真っ二つにされるディルファムのシーンは、悲惨ではありますが、メカニック描写としては一流の演出だったと想います。 |
