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(メカニカルデザイン / 大河原邦男)
| ウェア・パペット [主要諸元] 形式コード:EVA-WP-6000 名称:「トゥインクルヘッド(TWINKLE HEAD)」 全高:2.2ｍ 全備質量:58kg 推進機:3機 形式コード:EVA-WP-4000 名称:「オールオーバー(ALL OVER)」 全高:2.1ｍ 全備質量:60kg 推進機:4機 |
パペットファイター [主要諸元] 形式コード:EVA-PF-2a 名称:「パペットファイター(PUPPET FAIGHTER)」 全長:4.7ｍ 全備質量:1.7t(自重:0.6t) 移動用エンジン:3基 姿勢制御用エンジン:30基 固有兵装:ミサイルランチャー2基 乗員:1名 ※オールオーバー専用機 |
| [ほうがんのこだわり] この作品におけるEVA(宇宙空間における船外活動)の描写のリアルさは、当時としては群を抜いていましたが、その最大の要因が、ここに紹介するウェア・パペットという装備です。まさにそのものずばりというネーミングからも想像できるように、おそらくは地球軍の兵士たちにも愛され、かつ信頼されていたのでしょう。 トゥインクルヘッドの方はまだ制式化されたばかりのため、オプション装備の開発が遅れており、あまり用いられていないという裏の設定が、実にリアルでした。その最大の理由である、パペットファイターというオールオーバー専用の小形宇宙艇の存在は見事でした。このシステムの先進性については他のページで述べているのでここでは割愛しますが、この兵器があったからこそシリーズ前半でのマキの活躍の場が生まれたわけで、この装備は物語そのものにも大きな役割を果たしていました。 ケンツとシャロンが高ゲタのアイデアをウェア・パペットにも応用しようと奮闘する場面(19話)はとても楽しかったですね。パペットファイターから発射されるミサイル弾のシャワーもなかなか迫力があり、よかったと思っています。そしてなにより、ケイトの最期の舞台となるのも、このパペットファイターだったのです。 |
