銀河漂流バイファム・2006年12月22日(金)から
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| 今までもこの番組が再放送されたことが幾度かあることは、私も知っています。最初の再放送期間は、あの日航123便の事故と重なっていて、忘れようがありません。それ以降もUHF局やCSで放送されたことは聞き及んでいるのですが、私にとっては、あの最初の再放送以来、テレビの電波に乗った「バイファム」にお目にかかったことがありません(「バイファム13」は別です)。また、少なくとも私には21世紀になってこの番組がTV放映されたという記憶がありません。実際のところはどうなんでしょう。 もちろん、それを補うためにLDやDVDがあるわけで、私のこの狭い部屋にはVHSを除くこの作品の映像媒体が全て揃っています(ついでに、OVAに「13」まで揃っているので、この作品に限ってみれば私は完全なコレクターです)。見ようと思えば、懐かしいLDはもちろん、新旧DVDを見比べることだって可能です。 でも、それらとTV放送とはやはり思いが違う。CATV/CSなので、誰でも見れるわけじゃないけど、今までコレクターアイテムと化しつつあったこの作品の映像が、不特定多数の方々に見ていただくチャンスが到来して、私もその一人として作品にもう一度触れることができる。それはちょっと言葉にできない、独特の嬉しさなのです。 さすがに古い作品なので、楽しみに待っているのは私と同世代前後、要するに「おとな」と呼ばれる人たちが大半だと思います。それはそれでとてもすばらしいこと。今までお目にかかったことのあるあなたや、まだお目にかかったことのないあなたと、同じ空の下、同じ画面を見ながら、13人の子供たちが生きてゆく姿を懐かしく思い出しながら楽しめることは、本当に嬉しいことです。 一方、ぜひ、今を生きる子供たちにもこの作品に触れてほしい、という思いも強くあります(再放送が13:30にあります…が、やっぱりちょっと見にくい)。この作品はなによりも子供たちに向けてメッセージが込められています。その本質は、放送から20年以上経った今でも決して色褪せず、むしろより輝きが強まっているようにさえ思えます(それは必ずしも社会にとって幸せとは言えないことが、ちょっぴり悲しい)。 そして、もし今回初めてこの作品に触れたという子供たちが、ふとインターネットの中でこのサイトを見つけてくれて、なにか一つでも思う所があったなら、このサイトを続けてきた甲斐があったというものでしょう。こんな地味な場所ではありますが、楽しんで頂ければうれしいです。 |
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ところで、この放送開始は、私にとってはなにか挑戦されているような気がしたのも事実です。 2006.12.10 ほうがん |