「みんなのうたの名曲たちが豪華アーティストの競演でよみがえる?!」

という、少々NHKらしからぬアオリ文句が何とも楽しいのですが、本日ネットニュース上で配信された記事を見ると、いやいやどうして、なかなか期待できるかもしれません。
メインアーティストが、郷ひろみ、大貫妙子、BEGIN、岡本知高、平原綾香、そしてアンジェラ・アキ…とくれば、それなりに思い当たる曲があって、当然それは歌ってくれると信じています(問題は大貫さんがどの曲を歌うか、かもしれません)。ただ、それ以上に興味を引くのが、記事で紹介されたフューチャリング作品の例です：

• 大貫妙子が歌う「WAになっておどろう」
• 平原綾香が歌う「山口さんちのツトム君」
• BIBINが歌う「北風小僧の寒太郎」
• 郷ひろみが歌う「小さい秋みつけた」

…なんか、普通のフューチャリングとは全然違う次元の組み合わせばかりで、どんな風になるのか想像を絶するものがあります。原典主義派の方からはとてもじゃないが勘弁してくれ、という声が上がるかもしれませんが、実は隠れ原典主義派の私にとっては、むしろ楽しみの方が強いのです。こういうチャレンジ精神こそ、「みんなのうた」の原点であり、この番組が色あせずに50年生き残ってきた原動力の一つでしょう。まぁ、恐いもの見たさという面がないと言えば嘘になりますが、誰がどんな曲をカバーしてくれるのか、大いに期待したいところです。
なお、この特番では、坂本龍一・椎名林檎といった超豪華な番組アーティストのインタビューも組まれる模様で、こちらも楽しみです。
たぶん、これだけの記事が組まれたということは、スタジオ収録が既に終了したということなのでしょう。これから約1ヶ月間、果たしてどんな風に私達ファンを楽しませてくれるのか、のんびりと待つことにします。

あぁ、ここで「以心伝心しよう」が流れたら、私はこの１年で自分に与えられた幸運の全てを使い切ってしまうのかも。そうなって欲しいような、欲しくないような…でも、やっぱり流れて欲しいなぁ。