|
|
|
|
|
曲 名 |
さとうきび畑(リメイク版) |
よみがな |
サトウキビバタケ |
|
作 詞 |
寺島尚彦 |
作 曲 |
寺島尚彦 |
|
編 曲 |
(表記なし) |
う た |
森山良子 |
|
初 放 送 |
1997-8/9 |
TV 再放送 |
98-8/9 |
|
テーマ分類 |
その他 |
曲の様式 |
J-FOLK |
| 現在もこの曲をコンサートで歌い続けている森山良子が、リメイク版としてロングバージョンで登場。11番まで歌詞があるこの曲を省略して歌うことについては、森山自身が強硬に反対していたのだが、今回満を持しての登場となった。感情の起伏をストレートに表現した森山の歌唱は、前バージョンのちあきなおみとは対照的で、とても興味深い(楽譜の指定=「淡々と、感情をおさえて」に近いのはちあきなおみ)。個人的には、ぎりぎりのところで緊張感を持続したちあきなおみを取りたいが、このあたりは好みが分かれるところ。なお、リメイクに伴い伴奏も全面的に改編され、森山の歌唱に合わせた演奏になっている。 | |||
|
映 像 作 者 |
吉良敬三 |
|
映 像 分 類 |
セルアニメ+その他作画アニメ+実写 |
| 前バージョンの映像を思わせる沖縄の風景の実写から始まるが、途中から吉良敬三のアニメに切り替わる。曲中、幾度かアニメと実写が切り替わるが、実にスムーズな移行が違和感を感じさせない。道を駆ける犬の上に黒い爆撃機の影が覆いかぶさることで「いくさがやってきた」ことを表現するなど、全編を通じて暗示的な映像が目立つ。平和な風景が悲しみを癒そうとする最後の瞬間、画面に浮き上がる鉄条網がオキナワの現実を鋭く視聴者に突きつけるというラストシーンは、「みんなのうた」屈指の映像表現として秀逸。 | |
