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愛してるぜベイベ★★

ある母親が、夫に先立たれたショックから育児に不安を感じ、行方不明になってしまった。突然残された5歳の女の子、ゆずゆちゃんを引き取ることになった片倉家では、家を取り仕切る長女鈴子の命令で、高校1年生の長男結平が、ゆずゆちゃんの世話をすることになった。それまで「女の子大好き!」だった結平の生活は一変し、ゆずゆちゃんの世話に追われる毎日が始まった…。
集英社「りぼん」に連載中の槙ようこの同名コミックを原作にした作品。2004年アニマックス放映、全26話。監督:奥脇雅晴、シリーズ構成:吉村元希、製作:トムス・エンタテインメント、アニマックスブロードキャストジャパン、東映ビデオ。


はじめに、私はこの作品を途中、つまり第10話から見始めたことを述べておく必要があるでしょう。つまり、物語の導入部から前半にかけては全く知りません。また、原作コミックは書店で見かけたことすらありません。おそらくアニメ化にあたっては原作とずいぶん異なるストーリー展開となったに違いないのですが、その部分については知る由もありません。
こうした極めて不完全な状況にありながらも、見始めてからの私は、毎週この作品を見ることを楽しみにしていました。アニマックスでの放送が終わった今、こうしてこの作品に触れてみようと思い立ったのは、この作品の不器用さが、私には不思議な魅力に感じられたからです。

もう少し詳しく

(2004.10)




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