shine pendant

Fairy Princess MINKY MOMO

魔法のプリンセス・ミンキーモモ

第20話

密林の王者

メインスタッフ
脚本 戸田博史 絵コンテ 古沢日出夫
演出 古沢日出夫 作画監督 田中保

ゲストキャラクター
クレタ(少年) 野崎貴美子 ジン(密猟者) 屋良有作
テキーラ(密猟者) 笹岡繁蔵 ウォッカ(密猟者) 田口昴

今回のパパ(P)とママ(M)
P:アフリカの奥地へ出張
M:パパをお見送り

モモの魔法(変身)
動物保護官になぁれ!
ターザンになぁれ!

今回の王様(K)と王妃様(Q)
K:ターザンの真似をして遊ぶ
Q:モモに声援を送る

ペンダントが光った理由
言及なし(動物達の楽園を守ってあげた)。

モチャ モチャ モチャ モモ スロット モモ モチャ モチャ モチャ

ものがたり
アフリカ
パパがアフリカの奥地へ動物達の健康診断に行くと聞いて、モモ達もグルメポッポに乗ってアフリカに向かいました。ヒョウを連れた少年(クレタ)と仲よくなったモモは、彼の村に案内されますが、そこでモモはパパを見つけてしまいます。ところが、そこに密猟者に打たれた動物が次々に運び込まれます。モモはさっそく動物保護官に変身して、密猟者達にここから出ていくように言い渡します。密猟者達は、いったんモモの言葉に従うそぶりを見せますが、こんどは少年を銃で脅して、ジャングルで密猟を始めるのでした。
ヒョウの知らせにモモはジャングルへと向かいました。悪いやつらを懲らしめようと、モモは密林の王者=ターザンに変身して、密猟者の前に現れました。ターザンの力に恐れをなした密猟者達は、急いで逃げ出しますが、モモターザンは野生動物の協力も得て、見事に彼らを捕らえるのでした。

ほうがんのこだわり
この回は、何と言ったらいいのやら…、とにかく何とも凄いノリに仕上がったものです。パパがアフリカに行くと聞いて、さっそく自分も現地に向かうモモのバイタリティには、ただ頭が下がります。案の定シンドブックは反対するのですが…。
そのアフリカの景色が、ほとんどそのまんまキリマンジャロというのが、なかなか楽しい。そのそばにジャングルがあるのかとか、ましてやヤシの木が生えているのか、といった妙なリアリティ議論は、この回においてもするだけ野暮だというものでしょう。肝心なことは、ここがアフリカで、モモがそれを喜んでいるということです。
しかしそれすらたいしたことではありません。結局、この話は、「モモが演じるターザン」という一言で全てが語られてしまうのです。蔓を巧みに操り、ライフルをねじ曲げ、動物達と共に悪者をやっつける。これぞターザン! 他に何を言う必要があるでしょう。声優の小山さん、本当にお疲れさまでした。前回の予告編で練習した甲斐があるというものです。
蛇足を少々。お供の3匹のターザンぶりも、なかなか楽しかったですね。あれはあれで立派な作戦です。それから、モモがこっそり覗いているのを「女の視線…」と感ずくパパにも拍手。なお、ターザンに変身する場面は、これまでと少しパターンが違っていました。
ところで、ヒョウの名前が「アントン」というのは、何かきっと意味があると思うんですが、誰かご存じありませんか?