Fairy Princess MINKY MOMO 魔法のプリンセス・ミンキーモモ 第28話 激走タマゴレース

ゲストキャラクター

ジョニー	安原義人	ブルート	水鳥鉄夫
バード博士	稲葉実	ポリスA	福士秀樹
ポリスB	楠正通	ポリスC	小出和明

今回のパパ(P)とママ(M) P:タマゴを動物園へ運ぶが… M:オートバイで大激走!

モモの魔法(変身) プロドライバーになぁれ!

今回の王様(K)と王妃様(Q) K:手柄の半分はママの物と話す Q:いつかママに礼を言おうと話す

ペンダントが光った理由

言及なし。(親鳥のもとで卵をかえしたいという人々の夢をかなえた)

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スロット

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ものがたり
どこかの町→あそこの動物園

パパが預かっていた世界で2羽しかいないメロン鳥のタマゴがいよいよ孵りそうなので、パパとモモは動物編に届けに向かいました。ところが、途中の道路は非合法「警察なんかくそ喰らえ」レースの真っ最中。それに巻き込まれたモモ達は、暴走車と間違われて警察署に連行されてしまいます。プロドライバーに変身したモモは、知恵を絞ってパパを連れ出し、再び車に乗って動物園を目指します。そこにレースの車や警官隊も加わり、道路は大混乱。 何とか動物園に着いたモモの車でしたが、ブレーキが利かなくなり、ワニの池に飛び込んでしまいました。上に這い上がろうとした2人の手から卵がこぼれてしまい、そのままワニの口へ…。その時、パパの一大事を聞きつけて改造バイクで駆けつけたママが、スーパーテクニックで卵をキャッチしたのでした。こうして卵は、無事に親鳥のもとで孵ることができました。

ほうがんのこだわり

今回もパパが世界的獣医であるという設定を存分に活かしたお話です。でも、活躍するのはパパではなく、これまでどちらかといえば目立たなかったママ! そう、今回はママのエピソードなのです。 パパが警察に捕まったと聞いて、原チャリにまたがるのもたいがいですが、途中で交通事故の残骸(くそ喰らえレースの結果なのですが)を見つけると、それを使って原チャリをとんでもない代物に改造してしまいます。「あーなたぁぁー!」と声も高らかに、パパを追いかけるママの姿は、なんというか、一種の神々しさまで感じます(笑)。そして、出ました、最後のスーパーテクニック! あの奇跡的な卵キャッチは、お見事としか言葉がありません。こんなママさん、ただ者ではないなぁ、と放映当時は笑い転げていました(実際ただ者ではなかったのですが、それが明らかになるのはまだ先の話です)。 一連の活躍の伏線として、冒頭でパパと一緒に行けないので嫉妬するママのシーンがきちんと描かれている所は、流石です。ラストシーン、夕暮れの街道をひた走るママのバイクが、とても格好良かったです。 一方のパパとモモですが、こちらもなかなか味のあるコンビに仕上がりました。ふ卵器が壊れたので自ら卵を抱くパパの姿は、まるで妊婦さんのようでユーモラスでした。そして、変身したモモとパパとの会話は、この作品きっての迷シーンとして特筆すべきでしょう。パパのぶりっ子ぶりにしかめっ面する大人のモモ(ここだけ声が子供のモモになります)が、何とも微笑ましかったですね。 くそ喰らえレースの方は、「モモ」ではすっかりおなじみ(?)のカーチェイスを堪能できます。さりげなくルピンとギブミーが登場するあたりが楽しい。こういう描写の一方で、卵が孵るシーンを優しく描き分けるあたりが、目立たないところではありますが「モモ」の魅力でもあるのです。