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→上村
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| 脚本 | (総集編) | 絵コンテ | |
| 演出 | 殿勝秀樹 | 作画監督 |
| ロディ | バーツ | (スコット) | (フレッド) | (ケンツ) |
| (ジミー) | (マルロ) | (クレア) | (マキ) | (カチュア) |
| (シャロン) | (ペンチ) | (ルチーナ) | (クレーク) | (ケイト) |
ゲストキャラクター(キャラクター紹介登場分以外)…各話登場分と同じ
| 録音テープからケイトの声を久しぶりに聞いたロディは、その夜なかなか寝つかれずにいた。 そんなロディのベッドにビールを持ち込んできたバーツ。2人はビールを飲みながら、これまでの旅路の思い出を語り合う。 いつの間にかバーツは眠っていた。ロディの心はケイトの最後の姿、そして最後のメッセージを思い出していた。 |
| 前回とは違い、今回はロディとバーツという子供たちの視点から見た総集編となっています。同じエピソードをそれぞれの回でどのように取り上げているか、比べてみるのもなかなか興味深いものです。 ここでも主役はロディ、きっかけを与えるのはバーツと、見事なキャスティングが功を奏して、総集編にありがちなけばけばしさとは無縁な自然な仕上がりになっていることが、個人的にはとても気に入っています。そしていつの間にか眠っているバーツに気づき、ロディは再び一人になったことを悟ります。こうして、ロディの回想は佳境を迎えます。 ケイトの最後の言葉、こうして落ち着いて聴いてみると、本当に胸を打ちます。この作品を通じて神田監督が伝えようとしていた思いが、この最後の2分あまりに凝縮されているような気がしてなりません。 私にとって、前回と今回は、バイファムの本質はシリアスドラマであることを再確認するための総集編でした。その意味において、この2回はきちんとメインストーリーとしての役割も果たしていると思います。 |
