5.大きな転換点(その2)

それでは、まずは386曲全体での結果からみることにしましょう。

こうしてみると、ほぼ私がこの番組に対して抱いているイメージに近い結果が出ているように感じますが、皆さんは如何でしょうか。とりわけ、小学生以下(A+B)と中学生以上(C+D+E)との比率がほぼ同じであることは、＜時の流れと「みんな」＞で述べた2点のスタンスとも符合しており、この番組が「子供」と「青少年」の両世代をバランスよく意識したものであることを強く示唆していると言えそうです。だけど、もう少し小学生以下の比率が高くてもいいんじゃないか…という印象も決して否定できないでしょう。
では次に、これを放送年次毎に分類するとどうなるかを調べてみましょう(なお、当エリアの他コーナーと同様、これ以降の年次はいわゆる「放送年度」を示します。例えばグラフ上の「85」年度には、1985年4/5月〜1986年2/3月の間に発表された新曲が含まれています)。そこからは最近の番組のドラスティックな変化を読み取ることができます。
(グラフは次のページをご覧下さい)