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はれて女子高生になった唯(ゆい)ちゃんが、せっかく高校生になったのだから、何か部活をはじめようと、かる〜い気持ちで廃部寸前の軽音部に入部することではじまる、高校生の楽しいけいおんライフを描いた作品。原作は「かきふらい」氏の4コママンガ。2009年４月からTBS系TV放送。全12＋「番外編」1話。監督：山田尚子。アニメーション制作：京都アニメーション |
| 今私が住んでいる関東地区では、3月に東京で大きなアニメフェアがあり、4月からの新番組の情報を得られます。このため、4月から何を観ようかとあれこれ考えることができて、けっこう楽しいものです。その際、なんとも不思議でふわふわしたこの作品の存在を知ったのですが、初回放映の直前、これを録画してみようと思い立ったのは、単なる偶然でした。 この文章を書いている時点で、物語は4話まで進んだのですが、私のこのはまり方はいったい何なんだ(笑)。どの回も間違いなく10回は見直したに違いありません。この4月から始まったTVアニメ作品としては、個人的には文句なしダントツの出来栄えです。作品として別にたいした事をしているわけではないのに、どうして年甲斐もなくこんなに楽しいんだろう。ちょっと気になるのです。 →もう少し詳しく(1) |
| 結局「けいおん!」は、私が初めて最後まで楽しんで見通せた京都アニメーション制作のTVアニメ作品になりました。巷では、OPやEDはもちろん、キャラクターが歌うイメージソングのCDまでもが、軒並みヒットチャートの上位に顔を出してみたりと、なんだかすごい騒ぎになっているようです。 一方で、この作品に対する拒否反応もかなりのものがあるようで、この作品の感想をちょっと探すと、賛否入り乱れて、これまたすごい騒ぎになっているようです。それもこれも含めて、この作品が2009年度第1四半期最大の話題作であることは、どうやら間違いないでしょう。同じタイミングではもう一つ「東のエデン」もありますが、実に残念なことにTVアニメとしては試合放棄されたので、評価のしようがない…。 ここでは、そうした騒ぎに私も一枚噛んでみよう、ということをするつもりはありません。桜高軽音部改め「放課後ティータイム」のメンバーが「音楽を楽しむ」姿を楽しむという視点で、この作品が私の目にどう映ったかを、振り返ってみようと思います。 その視点の焦点に立って、私を楽しませてくれたのは、みおちゃんでもりっちゃんでも、ゆいちゃんでもなく…実はムギちゃんだったです。 →もう少し詳しく(2) |
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