• 任務名称…クレアド星第4ステーション攻防戦
• 任務種別…迎撃出撃
• 作戦空間…クレアド星第4ステーション付近の宇宙空間
• 評価…ククト軍による奇襲作戦が成功。第4ステーションは陥落。

地球軍イプザーロン系開拓団護衛軍

クレアド星駐留部隊(統合軍)

●第4ステーション(宇宙軍)
・出撃(主戦力)
RV×66＋、パペット×12＋、宇宙艦×2

●地上基地部隊(両用部隊)
・出撃(増援)
第1波＝詳細不明
第2波＝RV×2中隊(24?)

ククト第三軍

クレアド星強襲部隊

●宇宙制圧任務部隊
・出撃
ARV×16＋(ウグ)

地球軍イプザーロン系開拓団護衛軍

クレアド星駐留部隊(統合軍)

●第4ステーション(宇宙軍)
撃破：ARV×3＋、
一部損壊：ARV×3＋、その他×2＋
・損害
放棄：宇宙ステーション
喪失：宇宙艦×２＋、RV×3＋、その他多数

●地上基地部隊(両用部隊)
詳細不明

ククト第三軍

クレアド星強襲部隊

●宇宙制圧任務部隊
制圧：宇宙ステーション、通信衛星
撃破：宇宙艦×２＋、RV×3＋、その他多数
・損害
喪失：ARV×3＋、その他×2＋

• ケンツ軍曹…卑劣なる敵・アストロゲーターは、何の予告もなく一方的に我が地球軍に攻撃を仕掛けてきた、許せん！ しかし我が地球軍も突然の奇襲という不利にもかかわらず勇敢にこれを撃滅せんと出撃し、果敢な迎撃を見せてくれた。
  戦闘記録ライブラリから映像を探すと、バイファムの高い宇宙空間機動性をフルに活用した戦闘シーンがカッコ良かった…んだけど、オレの兄ちゃん、バイファムのパイロットなんだよな。絶対に撃墜なんかされるわけないけど、ちょっと心配なんだ。
• 第4ステーション指令…まさかこのような形で敵の攻撃を受けるとは、うかつだった。周到に計画された攻撃に、我々は防戦一方となってしまった。しかし、ここはなんとしても持ちこたえないといかん。第3ステーションは基本的に民用施設で戦闘向きではないのだ。それにしても、兵力が足りん。

作品初の戦闘は宇宙空間で戦われました。当時としては破格のスタッフ渾身の作画に、ぜひご注目ください。RVの基本的性能と設定が存分に活かされた描写は、今見ても極めて高いクオリティを保っています。隊列を崩さずに機動接近するウグ隊に比べ、いかにも乱れた隊列の地球軍が、突然の奇襲に驚く地球側の状況の深刻さを物語っています。
なお、守備隊RVの編成を見ると小隊長機はバイファムで、それに3機のネオファムが随伴していることが分かります。バイファムは新鋭機種なので、まだ配備数が少ないのでしょうか。
攻撃の開始が通信衛星というのは、軍事的に極めて理に叶った行動です。また、クレアド星の宇宙ステーションは第4が軍用施設、第3が民間用宇宙港といった性格を持っており、ククト軍がまず第4ステーションに攻撃をかけたのも、正しい行動です。こうした事項から、ククト軍が地球側の状況を十分に把握した上で、戦闘計画を立案したことが伺えます。

※なお、この時点では地球側は攻撃してきた勢力を単に「アストロゲーター」と呼んでいますが、当日誌では便宜上最初からククト軍と呼ぶことにします。