• 任務名称…クレアド星基地攻防戦
• 任務種別…迎撃出撃
• 作戦空間…クレアド星基地周辺の地上
• 評価…ククト軍による空挺作戦が成功。クレアド星は事実上陥落。地球の民間人の一部は第3ステーションへ避難。

地球軍イプザーロン系開拓団護衛軍

クレアド星駐留部隊(統合軍)

●クレアド星地上基地(地上軍)
・出撃
RV×9＋(ディルファム)、対空戦車×5＋、装甲車×6＋、戦闘機×9＋(ラピットファイター)

ククト第三軍

クレアド星強襲部隊

●クレアド星強襲降下部隊
・出撃
ARV×10＋(ウグ)
大気圏降下輸送機×1(XU-23a)

地球軍イプザーロン系開拓団護衛軍

クレアド星駐留部隊(統合軍)

●クレアド星地上基地(地上軍)
撃破：ARV×7＋
陥落：地上基地(推定)
喪失：シャトル×1、RV×3＋、対空戦車×5＋、戦闘機×2、他多数

ククト第三軍

クレアド星強襲部隊

●クレアド星強襲降下部隊
制圧：地上基地
撃破：シャトル×1、RV×3＋、対空戦車×5＋、戦闘機×2、他多数
喪失：ARV×7＋

• ケンツ軍曹…卑劣なる敵・アストロゲーターは、宇宙ステーションに続いてオレ達の基地にまで攻撃を始めてきた。もちろん、我が地球軍精鋭部隊は強力な反撃を続けたんだけど、その、ククト軍の圧倒的な戦力の前にどんどんやられちまって…。くそぉ、機動兵器の空挺降下なんてひきょうだぞ!
• 地上基地指令(准将)…これまでの我々の戦略が誤りだったというなら、それは甘んじて受けよう。だが今はそんなことより、民間人の脱出の方が先だ。第4ステーションの戦況も芳しくないし、このままではクレアド星全体の陥落も時間の問題だろう。その前にどれだけ多くの民間人を地球に送り届けることができるかが、我々に課せられた最大の任務なのだ。みんな、自分の運命が決まっている中義務を果たしてくれて、司令官としてこれほど嬉しいことはない。

宇宙での戦闘を引き継ぐ形で地上での戦闘が始まります。地球軍が予期していなかったARVの強行空挺降下作戦(おそらく3カ所に分散しています)が見事に的中し、ククト軍は圧倒的に優位に戦闘を進めます。劇中の台詞から推測する限り、交戦開始からわずか1時間あまりの戦闘と推定されますが、地球軍はほどんと何もできないまま壊滅していきます。この時の苦い教訓を生かして、地球軍はトゥランファムとスリングパニアーを開発することになります。
その大混乱の戦場の中で、あのふてぶてしい准将が唯一義務を果たしたのが民間人の保護でした。限定された時間の中で、軍と民間人は互いに甚大な犠牲を払いながらもベストを尽くしました。結果として基地の陥落を早めたかもしれませんが、無名の兵士達の懸命の掩護が辛うじてシャトルの離陸を助けたのでした。
またククト軍の、基地を破壊するのではなく、できるだけ無傷で占拠したいという慎重な攻撃手法が、結果的に民間人の脱出に寄与したのも事実でしょう。ウグに強力な火力があるとはいえ、今回の攻撃にはククト側に支援火力がいっさい登場していません。演出サイドがそこまで気をつかう余裕がなかったのが実際でしょうが、その結果として、基地の滑走路は戦闘の最終局面まで離陸が可能な状態で残っていました。
今回限りの登場となる航空機(ラピットファイター)と対空戦車ですが、基本に忠実な運用を見事に描写していて、お見事でした。「エンジンが咳をしている」という台詞廻しが心憎いですね。

※当日誌では、おそらく3か所で行われたクレアド星の地上戦のうち、画面で戦闘状況が把握できる基地周辺の戦闘についてのみ集計しています。