- ケンツ軍曹…あの、その…カチュアには参りましたであります。
- カチュア…あの時は無我夢中で、自分が何をしていたのか、何を話していたのか、あまり覚えていません。だけど、自分が何かをしないと、ケイトさんに申し訳がなくて…
- ロディ…オレはあの時、ちょっと自暴自棄になっていたのかもしれない。でも、カチュアが必死にオレのことを助けてくれるのを見ているうちに、絶対に生きて帰るんだと誓ったんだ。間一髪セーフでよかったよ。ありがとう、カチュア。
- バーツ…カチュアにあんなことを任せちまったために、結果としてあんなことまでしゃべらせてしまった。いくらなんでも危険すぎる作業だったし、オレっちちょっと反省してるのさ。でも、カチュアの心の痛みなんて誰も本当には分かっていなかったんだ。カチュアには悪いが、それをみんなが受け止めたことが大切なんだ。
- スコット…バーツの言うとおりだ。カチュアの辛さをどうして僕は理解していなかったんだろう。やっぱり僕はキャプテンには向いていないのかもしれない…
カチュアの超人的な活躍は、ちょっとご都合主義に過ぎる部分がありますが、ここは大目に見るのが正しい視点でしょう。携帯用ロケット弾を発射してからの動きも細かく見ればあり得ない事だらけですが、こちらも許してしまいましょう。ファンの視点とはそういうものです(笑)。
もっとも、この作品のウェポンシステムの特徴であるウェアパペットの特性を最大限に活かした好エピソードであることに違いありません。マキと同じく、カチュアも非番の時にウェアパペットやパペットファイターの操作訓練をしていたのでしょう。それにしても、パペットファイターに携帯ロケット弾が標準装備されているのかどうか、個人的にはとても興味深いところです。 |
